仕事一筋に駆け抜けている父

私の父は、家庭を顧みないタイプの人でした。あまり家におらず、土日も仕事していて、一緒に出掛けた記憶というのは、ほとんどありません。さすがに、運動会は来てくれていましたが、旅行はいつも母といとこや叔母さんとでしたし、父との思い出はないようなものです。

そして、仕事一筋で生きてきた父も定年を迎えました。私は、子供の頃、さみしい思いもたくさんしましたが、父が頑張って働いてくれていたおかげで、私立の大学にも通うことができました。

だから、40年近く駆け抜けた父のことを思うと、今は感謝の気持ちしかありません。私には、絶対に真似できませんし、父なくして私の存在はないと思うからです。

定年したのだから、好きなことをしてゆっくり過ごせば良いのに、父は関連会社で働き続けています。まだまだ働く気満々のようなのですが、それがやりたいことなのであれば、見守るしかないとも思います。でも、もう若くもないので、無理はしないで欲しいです。

そして、父は私の娘つまり孫の成長を何よりの楽しみにしているようです。動画や写真をメールで送ると、かわいいと言って喜んでいます。父に、そんな感情があったことにビックリしました。多分、自分が父に、そんな風に言われたことがなかったからでしょう。

でも、そうやって少しでも親孝行できたら良いなと思います。父が、仕事を完全に辞めた時には、ねぎらってあげたいです。2人で飲みに行ったことがないので、居酒屋にでも行ってみようかと思います。